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この記事では、財政政策が経済に与える影響(いわゆる乗数効果)について、 シンプルに、かつできるだけしっかりと掘り下げて考えてみたいと思う


①政府支出乗数と租税乗数:財政政策が効く仕組み

まず基本から😗

マクロ経済学では、政府が支出を増やすと民間の所得や消費が拡大して、 経済全体にプラスの効果が連鎖する現象を「乗数効果」と呼ぶ

たとえば

政府が公共事業に100億円支出すると、それが建設業者の所得となり、 その人たちがさらに消費し、他の産業にも波及していく

といった感じ😙

これを「政府支出乗数」と呼び、一般に1より大きいとされる(1.2とか1.5とか) 一方、税金を減らした場合にも乗数効果はある

これは「租税乗数」と呼ばれ、こちらは一般に1より小さいとされる(0.6とか0.8とか)

なぜか?

答えはシンプルで、減税された分のすべてが消費に回るわけではないから

たとえば10万円の減税をされても、そのすべてを使うとは限らないから

一部は貯金するかもしれないし、借金返済に回るかもしれない つまり、支出は確実にお金を使うが、減税は使うかどうかわからない

この差が、支出乗数と租税乗数の差につながってくる


・給付と減税、手取りが同じなら効果も同じ?

「給付金でも減税でも、結局手元にお金が残るなら同じでは?」 これはよくある疑問やけど、たしかにそう😗

ただ、経済への波及効果は違う